ココッキ(心の記録)を書き出してから、1年が過ぎた。
出てくる、出てくる… 書くだけなのに、よくもまぁ こんなに出てくるものだと
感心するほど、本当に自分の中の色んなことが分かったのだが、究極
分かったのは…
私は、私の事を 何も知らなかった…
ということ。 自分で知っているつもりだったけど、私って、実は、自分の
事を知っていたと思い込んでいただけで、ちゃんと、知ろうとしてなかったん
だなぁと、驚かされる。
これこそ、私が手に入れた、最大の嬉しい気付きだった。
「ウォー! 私って知らなかったのかー!」 ちょっと変だけど、
知らないという、否定的な事実に、心躍らせている私がいる。
なぜなら、「知らなかった事」を知ることは、と~っても ポジティブなこと。
大きな、大きな 前進なのだ。
うまく表現出来ないのだけど、「私は知らない」ことを知ることは、中庸とか、
真ん中とか そういう感覚があり、ようやく、行くべき位置の真ん中にたどり
着いて、これから、その位置を深く下へと掘り下げて行けるような感覚だ。
知らないことを認めてこそ、次のステップへと進める感じ。
私が、知らなかったことの1つは、罪悪感の多さ…。
1日の内で、こんなにも自分を責める回数があるのか?と驚くほど、
私は私自身から厳しく叱られて、シュン… となっていた。
「あなたが、この1週間で感じた、1番大きな罪悪感は?」
以前は、こういう質問をされても、すぐ答えられなかったけど、
今は、3つ数えるうちに、即答出来てしまう。
それだけ、自分の心の動きに焦点を当てて、大切に考えているという事だ。
心の動きとは、私が
「ココハン」と呼ぶもので、人の言動などに、心が反応
すること。 例えば、モヤモヤ、ズッキーン ムカ~ッ! などの、擬音系。
「彼がこう言ったのは、○○だから××だ」 という風な文章が来たら、
それは心の反応ではなく、
頭で考えていることなので、間違わないよう、
注意が必要だ。
この、頭の反応じゃない、心の反応、ココハンこそ、自分を知る鍵。
これを 丁寧に拾っていくと、自分が どんどん 見えてくる。
まずは、
自分に興味を持つことだ。
ココハンは、心が私に話しかけている声なのだから、「ナンデスカ?」 と
返答してあげなくてはいけない。
自分に興味を持ってない状態だと、ムカッ!とした、その相手に興味を
持ってしまい、「なんで、この人は こんなヒドイ事が出来るのか?」という、
永遠に答えの出ない質問と共に、結局は自分が苦しむことになる。
それより、「何で、私は この人のこの言葉に反応するのか?」 と、
自分に焦点を当てて、自分にしっかり、返答してあげる事に、時間を
費やした方がいい。
人のことなんて、放っておけばいいのだ。 私たちは、寿命ってもんが
あるんだし、人のことまで考えていたら、時間がいくらあっても足りない。
自分を知らなかった… といえるまでに、1年かかったけど、これは、
価値のある1年だったと、本当に思う。 >知っているつもりでいたの
だから、やっかいだったのだ!
現在のココッキは6冊目。
この中には、自分に対する罪悪感や怖がっていることなど、ドロドロン~
なことが沢山、文字として落とされているが、これがまた、嬉しい♪
なんでも 知らないより、知っている方が気持ちがいいもので、
自分の秘密が解き明かされていく毎日は、本当に幸せだ。
自分に興味を持って、自分を知っていくこと。
知らないから 学べる。
学ぶために 私は生きている。
ーーーー
人気blogランキングへ
↑ぶちっと愛のひと押し、お願いします~♪最近10以内ランキングが
定着!いつも応援、ありがと~!!